Blender2.9でテニスボールを制作
Blender2.9でテニスボールを制作しました。
テニスボールを制作
Youtubeのチュートリアル動画を参考に、テニスボールを制作します。
● モデリング
「1」+「5」でフロント・平行投影表示にします。
「Shift」+「A」で、セグメントとリングが16、半径が0.25mのUV球を追加します。
編集モードにして右半分を選択し、「Y」で分割して「R」+「X」+「90」で回転させます。
テニスボールの溝の部分をモデリングします。
溝を作りたい部分の頂点を選択して、「Ctr」+「B」でベベルを設定します。
「I」で面を差し込み、深度は-0.003mにします。
溝のつぎ目部分に、不要な面がある場合は削除します。
「3」+「5」でライト・平行投影表示にして、編集モードで下半分と左半分を削除します。
頂点ペイントモードにして、減衰のブラシの形状は一番右を選択し、溝の部分の頂点を着色します。
着色したら、頂点カラーの名前をMaskにします。
ミラー モディファイアーを設定します。座標軸はYとZを選択します。また、サブディビジョンサーフェース モディファイアーも設定します。
モディファイアーは設定したら適用します。
● マテリアルの設定
属性でMaskを取得して、RGBミックスでテニスボールと溝の色を設定します。
● パーティクルの設定
テニスボールの毛を制作します。
パーティクルはオブジェクトのスケールに影響を受けるため、最初にテニスボールのサイズを調整します。
「N」でプロパティを表示して、寸法を10mにします。「Ctr」+「A」+「スケール」でスケールを適用し、スケールを0.05にします。
パーティクルシステムを追加してタイプをヘアーにし、数を200000、ヘアーの長さを0.0021mに設定します。
詳細設定のブラウン運動を0.008にします。
頂点グループの密度と長さをGroupに設定すると、テニスボールの溝の部分から毛がなくなります。
テニスボールには短い毛と長い毛があります。
パーティクルシステムをもう一つ追加し、数を500、ヘアーの長さを0.00225m、ブラウン運動を0.03にして長い毛を制作します。
長い毛の頂点グループの密度と長さもGroupにします。
テニスボールの完成です。
テニスボールだけだと寂しいので、芝生も制作したいと思います。
芝生を制作
Youtubeのチュートリアル動画を参考に、芝生を制作します。
● モデリング
地面を制作します。
「Shift」+「A」で平面を追加し、Xを19.2m、Yを13mにして、「Ctr」+「A」+「スケール」でスケールを適用します。
編集モードにして平面を細分化し、プロポーショナル編集を有効化して平面を少しデコボコにします。
ディスプレイス モディファイアーを設定します。
新しいテクスチャを追加して、強さを0.15にします。
テクスチャプロパティで、テクスチャのタイプをクラウドにします。
● テクスチャの設定
テクスチャを設定します。テクスチャ画像は「FAST Particle Grass」の概要欄からダウロードできます。マッピングで、テクスチャ画像のスケールを調整します。
● パーティクルの設定
パーティクルを設定して、芝生を完成させます。
パーティクルシステムを追加してタイプをヘアーにし、数を650000、ヘアーの長さを0.125mに設定します。詳細設定のブラウン運動を0.02にします。
テニスボールを置いて、カメラとライトを設定したら完成です。