clusterのワールドの空を制作
「はじめてのワールド制作」でclusterのワールド制作に挑戦しましたが、もっといろいろと試してみたいと思い、空を制作しました。
空を制作
● スカイボックスとは
空は、Unityのスカイボックスで制作します。スカイボックスは、シーンの周囲の背景を設定する機能で、空や遠景などを制作できます。
● スカイボックスを設定
clusterのワールド制作環境を準備します。
「clusterのワールド制作環境を構築」でやりましたが、Clusterのサンプルプロジェクトをダウンロードして、Unity Hubから開きます。
Unityのプロジェクトの「Assets > ClusterVR > Scenes」の中のMinimalSampleを開きます。
Unityは、初期設定でデフォルトのスカイボックスが設定されています。
トップバーの「ウィンドウ > レンダリング > ライティング」をクリックして、ライティングのインスペクタを表示し、「環境」のスカイボックスマテリアルに設定されている「Default-Skybox」がデフォルトのスカイボックスです。
スカイボックスマテリアルを変更して、空を制作します。
今回は無料アセットの「Skybox Series Free」を使用します。Unity Asset Storeにログインして、「Skybox Series Free」をマイアセットに追加します。
Unityにログインします。
「ウィンドウ > パッケージマネージャー」で、Unityのパッケージマネージャを表示し、「Skybox Series Free」を選択します。「Skybox Series Free」が表示されていない場合は、パッケージマネージャーのリストを更新します。
「Skybox Series Free」をダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、「Skybox Series Free」をインポートします。
「Skybox Series Free」は「Assets > SkySeries Freebie」にインポートされます。
使用したいスカイボックスマテリアルを、ライティングのインスペクタの「環境」のスカイボックスマテリアルにドラッグアンドドロップすると、空を変更できます。
これで、空を制作できました。スカイボックスを設定するさい、「環境」のソースを「スカイボックス」にすると、MacとiPhoneのclusterクライアントで、環境光の反射が機能せず影が真っ黒になってしまうので注意が必要です。