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2021年09月18日 - Blender

Blender2.9でオーブンレンジを制作(2)

Blender2.9でオーブンレンジを制作

Blender2.9でオーブンレンジを制作(1)」で本体をモデリングしましたが、引き続きオーブンレンジを制作します。

オーブンレンジを制作

● 扉のモデリング

オーブンレンジの扉を制作します

オーブンレンジの扉を制作します。

アウトライナーで扉を表示して、それ以外を非表示にします。

編集モードにして、「F」で背面に面をはります。「Ctr」+「R」でX軸方向に1回ループカットして、左半分の頂点を削除します。ミラー モディファイアーを設定します。

扉ガラスとディスプレイを制作します

扉ガラスとディスプレイを制作します。

「1」+「5」でフロント・平行投影表示にします。

二面図に沿って「Ctr」+「R」でX軸方向に4回、Z軸方向に5回ループカットします。

扉ガラスとディスプレイの面を選択します

扉ガラスとディスプレイの面を選択します。

「E」+「Y」で内側に押し出します。

ミラー モディファイアーを適用します。

キャンセルボタンを制作します

キャンセルボタンを制作します。

キャンセルボタンの面を選択します。

「E」+「Y」で内側に押し出します。「I」で面を差し込んで、「E」+「Y」で外側に押し出します。

キャンセルボタンの角の辺を選択します

キャンセルボタンの角の辺を選択します。

「Ctr」+「B」でベベルをかけて、セグメントを8に設定します。

ハンドルを制作します

ハンドルを制作します。

「Shift」+「A」で円柱を追加し、X、Y、Zを0.0168mにします。「R」+「Y」+「90」で回転させます。

円柱の位置を二面図に沿ってハンドルに合わせます。編集モードで、「Ctr」+「R」でX軸方向に1回ループカットして、ミラー モディファイアーを設定します。「G」+「X」で円柱の長さを二面図に合わせます。

オブジェクトモードにして、円柱の位置と大きさを二面図に合わせます

「3」+「5」でライト・平行投影表示にします。

オブジェクトモードにして、「G」と「S」+「Shift」+「X」で、円柱の位置と大きさを二面図に合わせます。

ハンドルと扉を接続するパーツの頂点を選択して、Pで分離します

「1」+「5」でフロント・平行投影表示にします。

「Ctr」+「R」でX軸方向に1回ループカットして、ハンドルと扉を接続するパーツの頂点を選択して、「P」で分離します。

編集モードにして、円柱の右半分の頂点を選択しG+Yで移動します

編集モードにして、円柱の右半分の頂点を選択し「G」+「Y」で移動します。

「S」+「Y」+「0」で頂点をY軸方向に揃えます。

形状を二面図に合わせます

下部の頂点を選択して、「G」+「Z」で下に移動し、形状を二面図に合わせます。

オブジェクトモードでハンドルにスムーズシェードをかけて、オブジェクトデータプロパティで、ノーマルの自動スムーズにチェックを入れます。

モードスイッチを制作します

モードスイッチを制作します。

「1」+「5」でフロント・平行投影表示にします。

「Shift」+「A」で円柱を追加し、Xを0.0124m、Yを0.0124m、Zを0.00898mにします。「R」+「X」+「90」で回転させます。

円柱を二面図に沿ってモードスイッチの位置に合わせます。

編集モードにして、円柱の右半分の頂点を選択しG+Xで移動します

編集モードにして、円柱の右半分の頂点を選択し「G」+「X」で移動します。

「Ctr」+「R」でY軸方向に1回ループカットします。

ナイフツールの「K」+「C」+「Z」で、Z軸方向に辺を追加します。ナイフツール「K」は、「Z」で透過カットすることができます。ナイフツールの「K」+「C」で、X軸方向にも辺を追加します。

ナイフツールで追加した辺を選択します

ナイフツールで追加した辺を選択します。

「Ctr」+「B」でベベルをかけて、セグメントを3に設定します。

中央の面を選択して「E」+「Y」で内側に押し出します。

ダイヤルを制作します

ダイヤルを制作します。

「3」+「5」でライト・平行投影表示にします。

「Shift」+「A」で円柱を追加し、Xを0.0425m、Yを0.0425m、Zを0.0132mにします。「R」+「X」+「90」で回転させます。

円柱を二面図に沿ってダイヤルの位置に合わせます。

Ctr+RでY軸方向に2回ループカットします

編集モードにして、「Ctr」+「R」でY軸方向に2回ループカットします。

つまみの部分の頂点を選択して、「S」で縮小します。

正面の面にIで面を差し込みます

「1」+「5」でフロント・平行投影表示にします。

正面の面に「I」で面を差し込みます。面を差し込んでできた辺を選択して「Ctr」+「B」でベベルをかけ、セグメントを3に設定します。

ドアのモデリングは完了です

「7」+「5」でトップ・平行投影表示にします。

ベベルで追加した中央の面を選択して、「E」+「Y」で内側に押し出します。

これでドアのモデリングは完了です。

最後に全体的にベベルをかけて、角を取ります

最後に全体的にベベルをかけて、角を取ります。

アウトライナーで全てを表示します。本体を選択して、「Ctr」+「A」でスケールを適用します。ベベル モディファイアーを設定し、制限方法をウェイトにしてセグメントを5に設定します。

ベベルをかけたい辺を選択して、平均ウェイトを設定します。

オーブンレンジのモデリングの完了です

ドアやダイヤルも本体と同様にベベル モディファイアーを設定して角を取ります。

これでオーブンレンジのモデリングの完了です。

● マテリアルとテクスチャの設定

オーブンレンジにマテリアルを設定します
マテリアルを設定したオーブンレンジ

オーブンレンジにマテリアルを設定します。

ハンドルや扉ガラスなどにマテリアルを設定します
マテリアルを設定したハンドルや扉ガラス

ハンドルや扉ガラスなどにマテリアルを設定します。マテリアルの設定方法は「Blender2.8でマテリアルを設定」を参考にしてください。

オーブンレンジのボディやダイヤルなどのテクスチャを設定します

オーブンレンジのボディやダイヤルなどのテクスチャを設定します。

テクスチャの設定方法は「Blender2.8でテクスチャを設定」を参考にしてください。

完成したオーブンレンジを「CGWORLDのチュートリアルで部屋モデリング(1)」で制作したリビングに設置しました。部屋をブルックリンスタイルにしようと、キッチン周りをいろいろと調整しました。

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