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2023年01月07日 - Blender , メタバース

Blender3.3で掛け軸を制作

Blender3.3で掛け軸を制作

Blender3.3で床の間を制作」に続き、床の間に飾る掛け軸を制作しました。

掛け軸を制作

● モデリング

平面を追加します

掛け軸を制作します。

「Shift」+「A」で平面を追加します。「R」+「Y」+「90」でY軸方向に90度回転して、Xを1.35m、Yを0.5mにします。「G」で床の間に移動します。

「Ctr」+「A」でオブジェクトの回転・スケールを適用します。

Y軸方向とZ軸方向にループカットします

「/」でローカルビューにします。

編集モードにして、「Ctr」+「R」でY軸方向とZ軸方向にループカットします。

不必要な面を選択して「X」で削除します。

ミラー モディファイアーを設定して、座標軸はYとZを選択します

オブジェクトモードにします。

ミラー モディファイアーを設定して、座標軸はYとZを選択します。

Shift+Aで円柱を追加します

掛け軸の軸棒を制作します。

平面を編集モードにして、「Shift」+「A」で円柱を追加します。

円柱を「R」+「X」+「90」でX軸方向に90度回転して、「S」で縮小し、「G」で平面の角に移動します。

円柱の左側の頂点を選択して、G+Yで移動します

ミラー モディファイアーのクリッピングにチェックを入れます。

円柱の左側の頂点を選択して、「G」+「Y」で移動します。

オブジェクトモードにして、「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

Iで面を差し込みます

「1」+「5」でフロント・平行投影表示にします。

正面の面を選択して、「I」で面を差し込みます。

差し込んだ面を「E」+「G」+「Y」で外側に押し出します。

ミラー モディファイアーを適用します

円柱を選択して、「G」+「X」で前方に移動します。

オブジェクトモードにして、ミラー モディファイアーを適用します。

必要のない辺を選択して、削除します

「Ctr」+「3」+「5」でレフト・平行投影表示にします。

必要のない辺を選択して、「X」+「辺を溶解」で削除します。

Z軸方向に2回ループカットします

「Ctr」+「R」+「2」でZ軸方向に2回ループカットします。

「S」+「Z」で拡大して、「G」で下へ移動します。

平面を追加します

オブジェクトモードにします。

「Shift」+「A」で平面を追加します。「R」+「Y」+「90」でY軸方向に90度回転して、Xを0.42m、Yを0.78mにします。「G」で移動します。

「Ctr」+「A」でオブジェクトの回転・スケールを適用します。

ベジエを追加します

掛け紐を制作します。

「Shift」+「A」+「カーブ」でベジエを追加します。
「R」+「Z」+「90」、「R」+「Y」+「90」でZ軸方向とY軸方向に回転します。「S」で縮小します。

「Ctr」+「A」でオブジェクトの回転・スケールを適用します。

ベジエの形状を調整します

編集モードにします。

頂点を選択して、「G」でベジエの形状を調整します。

ミラー モディファイアーを設定します

オブジェクトモードにして、ミラー モディファイアーを設定します。座標軸はYを選択します。

オブジェクトデータプロパティで、ジオメトリでベベルの深度を0.007mにします。端をフィルにチェックを入れます。

立方体を追加します

フックを制作します。

「Shift」+「A」で立方体を追加します。
「S」で縮小して、「G」で位置を調整します。

立方体を編集モードにして、背面を選択し、「G」+「X」で後ろに移動します。

E+Zで上に押し出します

立方体の前面を選択して、「G」+「X」で前に移動します。

「Ctr」+「R」でX軸方向にループカットして、ループカットしてできた面を「E」+「Z」で上に押し出します。

ループカットしてできた面をE+Xで後に押し出します

「Ctr」+「Z」でZ軸方向にループカットして、ループカットしてできた面を「E」+「X」で後に押し出します。

これで、掛け軸のモデリングの完了です。

メッシュには面の向きがあります

メッシュには面の向きがあり、「ビューポートオーバーレイ > ジオメトリ > 面の向き」にチェックを入れると表が青く、裏が赤くなって確認できます。

Clusterのワールドは、裏面が透明になるので注意が必要です。

裏面になっている面を選択して、面の向きを反転します

裏面になっている面を選択して、「メッシュ > ノーマル > 反転」で面の向きを反転します。

● マテリアルとテクスチャの設定

掛け軸と掛け紐、フックにマテリアルを設定します

掛け軸と掛け紐、フックにマテリアルを設定します。マテリアルの設定方法は「Blender2.8でマテリアルを設定」を参考にしてください。

掛け軸の絵画は、パブリックドメインQからダウンロードしました。

絵画をパブリックドメインQからダウンロードしました
絵画を設定します

絵画を設定します。

掛け軸とは別に追加した平面にテクスチャを設定します。テクスチャの設定方法は、「Blender2.8でテクスチャを設定」を参考にしてください。

UV展開します

UV Editingのタブに切り替え、編集モードにして「A」で絵画を全選択し、「U」+「スマートUV投影」でUV展開します。

UVマップを調整します。

これで、掛け軸の完成です

掛け軸の絵画の背景に和柄のテクスチャを設定します。

これで、掛け軸の完成です。

飾り皿も制作して、掛け軸と一緒に床の間に飾りました。

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