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2022年12月17日 - Blender , メタバース

Blender3.3で床の間を制作

Blender3.3で床の間を制作

Blender3.3で柱と壁を制作」に続き、床の間を制作しました。

床の間を制作

ネットで床の間について調べます。

床の間は、掛け軸や季節の花などを飾って来客をもてなす、一段高いスペースのことです。

床の間
床の間を制作します

床の間を制作します。

「7」+「5」でトップ・平行投影表示にします。
アウトライナーで天井を非表示にします。

壁を選択して編集モードにし、床の間を制作する側の壁面を選択します。「G」+「X」で移動します。

壁面を移動してできた空間に、壁を制作します

壁面を移動してできた空間に、壁を制作します。

壁面を「Ctr」+「R」でX軸方向にループカットして、「S」+「X」+「0」で頂点を揃えます。

ループカットした辺を、「G」+「X」で柱のすぐ横に移動します。

壁面の下の面を選択して、E+G+Zで下側に押し出します

壁面の下の面を選択して、「E」+「G」+「Z」で下側に押し出します。

長押の背面に壁を制作します

長押の背面に壁を制作します。

入口側の壁面を「Ctr」+「R」でX軸方向にループカットして、「S」+「X」+「0」で頂点を揃えます。

ループカットした辺を、「G」+「X」で柱のすぐ横に移動します。

頂点を選択して、面をはります

頂点を選択して、「F」で面をはります。

壁面を調整します

壁面を調整します。

さきほど制作した壁面を選択して、「E」+「G」+「Y」で内側に押し出します。

反対側の壁面も、「E」+「G」+「Y」で内側に押し出します。

床の間の内側の天井を制作します

床の間の内側の天井を制作します。

内側の天井の頂点を選択して、「F」で面をはります。

床の間の天井を制作します

床の間の天井を制作します。

天井の頂点を選択して、「F」で面をはります。

オブジェクトモードにして壁を選択して、「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

壁のUVマップを調整します

壁のUVマップを調整します。
壁を選択して「/」でローカルビューにします。

UV Editingのタブに切り替え、編集モードにして「A」で壁を全選択し、「U」+「スマートUV投影」でUV展開します。「S」でUVマップを拡大します。

「/」でローカルビューを解除します。

床を調整します

床を調整します。
畳と床を選択して「/」でローカルビューにします。

床を選択して編集モードにし、床の間側の側面を選択して、「E」+「G」+「X」で押し出します。

床をCtr+RでY軸方向にループカットします

床を「Ctr」+「R」でY軸方向にループカットします。
床の間の床面を「E」+「G」+「Z」で上に押し出します。

オブジェクトモードにして、「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。壁と同じ要領でUVマップを調整します。

「/」でローカルビューを解除します。

立方体をGで床の間の横に移動します

オブジェクトモードにします。

「Shift」+「A」で立方体を追加して、Xを1.02m、Yを0.07m、Zを1.92mにします。立方体を「G」で床の間の横に移動します。「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

立方体に壁と同じテクスチャを設定して、壁と同じ要領でUVマップを調整します。

円柱をGで床の間の壁の前に移動します

「Shift」+「A」で円柱を追加して、XとYを0.125m、Zを1.9mにします。円柱を「G」で床の間の壁の前に移動します。「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

円柱に柱と同じテクスチャを設定して、壁と同じ要領でUVマップを調整します。

天袋、地袋を制作

天袋、地袋と呼ばれる戸棚を制作します

天袋、地袋と呼ばれる戸棚を制作します。

「Shift」+「A」で立方体を追加して、Xを0.8m、Yを1.76m、Zを0.35mにします。立方体を「G」で床の間の横のスペースに移動します。

「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

立方体を編集モードにして、正面の面を選択し、Iで面を差し込みます

立方体を選択して「/」でローカルビューにします。

「Ctr」+「3」+「5」でレフト・平行投影表示にします。

立方体を編集モードにして、正面の面を選択し、「I」で面を差し込みます。

差し込んだ面を「P」で分離します。

立方体を選択して、編集モードにします

立方体を選択して、編集モードにします。

正面のフレーム部分を「X」で削除します。

オブジェクトモードにして、立方体にソリッド化 モディファイアーを設定し、均一な厚さにチェックを入れて幅は0.0415mにします。

分離した正面の面を選択して、編集モードにします

分離した正面の面を選択して、編集モードにします。

「Ctr」+「R」+「3」でY軸方向に3回ループカットします。

ループカットでできた4つの面に、それぞれ「I」+「0.025」で面を差し込みます。

差し込んだ面を全て選択します

差し込んだ面を全て選択します。

「E」+「G」+「X」で内側に少し押し出します。

ループカットで分割した4つの面のうち、外側の2つを選択します

ループカットで分割した4つの面のうち、外側の2つを選択します。

「E」+「G」+「X」で内側に押し出します。

必要のない面を選択して、Xで削除します

必要のない面を選択して、「X」で削除します。

オブジェクトモードにして、立方体のソリッド化 モディファイアーを適用します。

取っ手を制作します

取っ手を制作します。

「Shift」+「A」で円柱を追加して、「R」+「Y」+「90」でY軸方向に90度回転し、XとYを0.04m、Zを0.01mにします。「G」で位置を調整します。

「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

円柱を編集モードにして、正面の面を選択します

円柱を編集モードにして、正面の面を選択します。

「I」で面を差し込み、「E」で内側に押し出します。

配列 モディファイアーを設定して円柱を複製します

オブジェクトモードで、配列 モディファイアーを設定して円柱を複製します。

配列 モディファイアーを適用して、編集モードにして「G」で取っ手の位置を調整します。

テクスチャを設定します

テクスチャを設定します。

テクスチャの設定方法は、「Blender2.8でテクスチャを設定」を参考にしてください。

UVマップを調整します

壁と同じ要領でUVマップを調整します。

配列 モディファイアーを設定して戸棚を複製します

オブジェクトモードにして、配列 モディファイアーを設定して戸棚を複製します。

これで、天袋、地袋の完成です。

違い棚を制作

違い棚を制作します

違い棚を制作します。

「Shift」+「A」で立方体を追加して、Xを0.8m、Yを1m、Zを0.05mにします。立方体の位置を「G」で調整します。

「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

配列 モディファイアーを設定します

配列 モディファイアーを設定して、係数のXを0.0、Yを-0.77、Zを-3.0にします。

円柱の位置をGで調整します

「Shift」+「A」で円柱を追加して、XとYを0.75m、Zを0.12mにします。円柱の位置を「G」で調整します。

「Ctr」+「A」でオブジェクトのスケールを適用します。

配列 モディファイアーを設定して、係数のXを6.0にします。

違い棚の完成です

立方体と円柱にテクスチャを設定して、UVマップを調整します。

これで、違い棚の完成です。

これで、床の間の完成です。だいぶ和室らしくなってきました。

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